ソイプロテインはいろんなメーカーから出されている大豆由来のプロテインですね。
ソイプロテインはいろんな効果がありますが、一部では良いだの効果なしだのという意見がいろいろとありますね。
では、ソイプロテインはどんな効果があり、実際に良い、悪いどうなのかというところについてお伝えしていきます。
ソイプロテインの効果とは?
ソイプロテインは植物性プロテインで大豆が原料でできています。
そのため、動物性のホエイやカゼインとは少し違った効果が期待できますよ。
ダイエット・減量
ソイプロテインはダイエット、特に減量をされる方には向いているプロテインです。
理由は簡単で、脂肪を燃焼しつつタンパク質を摂取できるからです。
また、効果は十分定かではありませんが、イソフラボンの作用で筋肉の増加を抑えるという効果も多少ありますので、体重制限のあるスポーツ(ボクシング・レスリング・柔道など)をされる方にも向いています。
これらのように、脂肪を減らして筋肉をあまり増やしたくない方にはお勧めですよ。
健康管理
健康管理という面でもソイプロテインは非常に効果的です。
血中のコレステロール値を下げてくれますし、脂肪燃焼や血中の脂肪を除去してくれるので、メタボやメタボ予備軍の方へはお勧めしたいプロテインです。
ソイプロテインはダイエット・減量、メタボや予備軍の方などにはおすすめ!
筋肉量の増加・増量などを狙っている方にはホエイ・カゼインプロテインでOK
ソイプロテインの大豆タンパク質の効果
ソイプロテインは大豆からできているため、大豆タンパク質による体への効果が期待できます。
脂肪燃焼・中性脂肪の低下
大豆たんぱく質の効果として、脂肪燃焼や中性脂肪の低下が期待できます。
血中にあるエネルギーとして使われなかった脂肪を排出してくれる作用もあります。
これらのように、脂肪燃焼にも効果的で、内臓脂肪の低下にも役立てるので、内臓脂肪が気になる方にはぜひともお勧めしたいです。
血中コレステロール値の低下
大豆たんぱく質は血中の悪玉コレステロールの値を低下させてくれるという作用もあります。
そのため、悪玉コレステロールの値が気になる方も大豆たんぱく質をとられることは良いですね。
筋肉へグルコースの吸収を促進
大豆たんぱく質は筋肉へ吸収されるときに一緒にエネルギーであるグルコースの吸収を促進してくれます。
つまり、筋トレで使われたエネルギーの回復の補助や事前にエネルギーを蓄える補助してくれるという働きですね。
満腹中枢を刺激
大豆タンパク質には満腹中枢を刺激してくれる作用があります。
つまり、お腹がいっぱいになって食べ過ぎを防止してくれるという事です。
ダイエットをしている方であれば、空腹のせいで食べ過ぎてしまうという悪影響を防止してくれるので、ありがたい作用ですね。
脂肪燃焼:ダイエット・減量にグッド!
血中コレステロールの低下:健康にグッド!
筋肉へグルコースの吸収促進:筋トレへグッド!
満腹中枢を刺激:ダイエット・減量にグッド!
ソイプロテインに含まれるイソフラボンの効果
ソイプロテインは大豆由来のプロテインであるため、大豆に含まれているイソフラボンも含有されています。
イソフラボンの効果もソイプロテインにはありますので、お伝えしていきますね。
イソフラボンはエストロゲンに似た効果
イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た効果を発揮することで有名ですね。
ただ、イソフラボンがエストロゲンに似た効果を出すのは1/1000~1/10000ほどで、エストロゲンの効果量よりかはずいぶんと低いものとなります。
そのため、イソフラボンからエストロゲンの効果を期待するのは違いますが多少の気休めにはなるのかと思います。
参考:ウィダー社、コメッコ社のHPより情報参照
https://www.fujicco.co.jp/know_enjoy/health/isoflavone/section2/06.html
https://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=37&category=beauty
ネット上でもこのような情報があります。食品関係を扱う2社の情報で、情報のソースとしては少ないかもしれませんが、個人的には信憑性はあるのかなと思います。
脂肪の燃焼を促進する
イソフラボンは脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。
ある実験では更年期障害の女性を対象にしてイソフラボンが内臓脂肪の減少に効果があるのかを調査した結果で、筋肉量の変化はなく、内臓脂肪の減少がみられたという結果が出ました。
そのため、イソフラボンは内臓脂肪の減少に役立てられるという事が言えますね。
髪・肌のつや
イソフラボンの効果として髪や肌のつやを保つという効果があります。
ただ、このイソフラボンの効果を頼ることではなく、運動や筋トレによる成長ホルモンにも肌の張りなどを保ったりする効果があるので、運動や筋トレを一緒にされることをおすすめしますよ。
骨のカルシウムの溶出を抑える
イソフラボンには骨からカルシウムが出ていくことを予防する効果があります。
そのため骨粗しょう症の予防にもなるため、高齢になられている方にはソイプロテインはお勧めです。
筋肉の増加を妨げる(エストロゲンの作用)
イソフラボンはエストロゲンに似た作用があるため、エストロゲンの効果として筋肉の増加を妨げる効果があります。
女子ホルモンであるエストロゲンは男性ホルモンのテストステロンの分泌を妨げます。
テストステロンは筋肉の増加を促進するホルモンであるため、その分泌が妨げられると筋肉増加に影響ありとなります。
そのため、筋肉量を増やしたくない減量をされている方にはソイプロテインはおすすめですが、筋肉を増やしたくて筋トレをされる方はソイプロテインはやめておいた方が良いですよ。
ただ、ソイプロテイン内のイソフラボンの含有量は約15mgほどであり、納豆1パックが30mgほどですので、納豆2パック分と大して変わりません。
納豆を食べている方が筋肉がつかないのかというと、必ずしもそうではないので、筋肉増加への影響はそこまで気にされることも、期待することもないかと思います。
個人的な感覚ですが、イソフルランはエストロゲンに近い作用が出るとされていますが、1/1000ほどですので、エストロゲンの効果である筋肉の増加を妨げるという事に対しては気にしなくて良いレベルかと感じます。
脂肪の減少
髪・肌のつやを保つ
骨からカルシウムの溶出を防止する
筋肉の増加を妨げる(ほとんど気にしなくて良い)
ソイプロテインを飲むタイミング
ソイプロテインは比較的吸収がゆっくりですので、飲むタイミグも良いタイミングがあります。
カゼインプロテインに似たタイミングになりますが、お伝えしていきます。
寝る前
寝る前の30分~1時間前にソイプロテインを飲むことで、「筋肉の合成を高め・減少を抑える」事に対して効果があります。
寝ている状態は空腹状態が続くので、筋肉の分解が進んでしまいます。
そのため、就寝前にプロテインを飲むことで筋肉の分解を防ごうというのが効果の一つです。
さらにソイプロテインは吸収がゆっくりで筋肉に継続的にアミノ酸が吸収されるため、カゼインプロテインと同じく筋肉の分解に対して効果的であるといわれています。
また、就寝前は40gほどのタンパク質が効果的であるとされています。
なぜかというと、30gでは筋肉の分解に対してあまり効果がなかったと考えられているためです。
寝る前40gのタンパク質はプロテイン約2杯分なので結構な量ですので、体調と合わせて飲む量を考えられるとよいと思います。
朝食
ダイエットをされている方であれば、朝食にソイプロテインを飲まれるのも方法の一つかと思います。
朝食のカロリーを抑えて、必要なタンパク質を摂取でき満腹中枢も刺激され空腹状態も解消されるので、朝食にソイプロテインをとられるというのも良いと思いますよ。
食事の補助に
各食事でタンパク質が足りていないのであれば、そこでソイプロテインを飲まれるのも良いですよ。
これは他のプロテインでも良いとは思いますが、ソイプロテインの大豆たんぱく質やイソフラボンの効果も良い効果があるので、食事の補助として飲まれるのは良いと思いますよ。
あくまで食事でバランスよく取っていれば、タンパク質やビタミン類も取れますので、あくまで補助として使うのが良いですよ。
ただ、イソフラボンの過剰摂取にはご注意ください。毎食大豆製品を食べていて栄養補給のためにソイプロテインを飲むと、イソフラボンを摂りすぎになってしまうことが考えられるため、ご注意いただければと思います。
まとめ
ソイプロテインの効果や飲むタイミングについてお伝えしてきました。
まとめますと以下になります。
効果:脂肪燃焼、血中コレステロール値の減少、骨の維持、満腹感
飲むタイミング:寝る前、朝食、食事の補助