筋肉痛になったらいち早く治したいため、薬を飲んだり塗ったりしてでも治したいお気持ちはとても分かります。
筋肉痛に慣れないと痛みってつらいものですから、飲み薬や塗り薬がすぐ効果があると嬉しいですよね。
そんなお悩みについて、筋肉痛にどんな薬が良いのか、お伝えしていきます。
筋肉痛にどんな塗り薬が良い?
筋肉痛になってからの塗り薬
筋肉痛になってからの塗り薬は炎症を抑える消炎効果と痛みを抑える鎮痛効果がある塗り薬を選ばれるとよいですよ。
一般的に市販されているもので効能に筋肉痛と書かれているものであれば特に問題ないかと思います。
バンテリンやエアーサロンパスなどが良く知られている塗り薬ですね。
バンテリンなどのタイプは患部に直接塗るようなタイプですが、エアーサロンパスのようなスプレータイプでも基本的には患部に当たると液状なので塗り薬と同じようにして使われるとよいですよ。
冷感湿布と違って常に冷やし続けるというようなものではないですので、冷やすことも目的とされるのであれば、湿布を使うとよいですよ。
ただ、塗り薬&湿布という使い方をすると、湿布がはがれやすくなりますので使うのであれば、塗り薬か湿布かどちらか一つだけで良いですよ。
ホント、剥がれやすいですから湿布がもったいないです(笑)
あと、冷感湿布も鎮痛消炎効果があるため、効果がダブっています。多く塗ったらいいというものでもないので、どちらか一つでいいですよ。
このタイプの塗り薬で注意したいのが、皮膚が弱い、薄いところに塗ると、とてもヒリヒリします。
股関節周り(特に内側)などがかなり薄いため、太ももの内側に塗るときには十分注意してくださいね。薄い部分だとヒリヒリじゃなくってめっちゃ痛いです(笑)
予防・回復に
血行を促進してくれる塗り薬が筋肉痛の予防や治りかけの時にはおすすめです。
サロメチールの赤やアンメルツヨコヨコなどがこの血行を促進してくれるタイプです。運動前にもと医薬品メーカーのホームページに書かれていますが、個人的な感想は「そこまでしなくてもいいんじゃないかな~」と思います。
筋肉痛は自然と治るものですし、予防もウォーミングアップをしっかりしておけば薬で血行を良くする必要もないため、あくまで回復の時に使うとよいと思います。
超回復の妨げになる?
塗り薬で筋肉痛を早く回復させることは超回復への妨げには注意が必要です。
鎮痛消炎効果のある塗り薬などの製品は、炎症を抑えて痛みも抑える効果があること傷ついた筋肉まで治す力は塗り薬にはありません。
超回復するためには、筋繊維の回復が重要なので炎症を抑えたからと言って超回復にならないという事はありませんので、ご安心なさって良いと思います。
筋肉量を増やすために、塗り薬を塗るのと同時に、しっかり栄養を取って筋肥大につなげられるようにされるとよいですよ。
ただ、飲み薬には注意が必要ですので、塗り薬や自然治癒で治すのが良いと思いますよ。
筋肉痛に飲み薬や痛み止めは良い?
ビタミンB1が入っているもの
筋肉痛の回復にビタミンB1やB6が役に立つので、ビタミンB群が入っている内服薬は飲み薬として役に立ちますよ。
ビタミンB群は「糖質・脂質の代謝」「タンパク質の取り込み」に役に立ちますので、回復には一役買ってくれるビタミンです。
そのため、食事からとることも良いですが、飲み薬としてビタミンB群が入っている物を飲むということは筋肉痛の回復には役立てます。
ただ、マルチビタミンのようにいろんなビタミンが含まれているものでは過剰摂取になるビタミン類があるので、飲み薬として飲むというよりかは栄養の補助のサプリメントとして考えるほうが良いですね。
ただ、用途としては筋肉痛の回復を助ける役割であり、痛みをとるわけではないので、直接痛みを緩和してくれるようなものではありません。
あくまで補助的な役割であることをご注意いただければと思います。
痛み止めは注意が必要
ロキソニンなどの痛み止めは筋肉痛で強い痛みを伴っている場合に、どうしても我慢ができないくらい痛いのであれば、使ってもよいと思います。
筋肉痛は骨折などとは違ってじわじわ痛むので、鋭い痛みがある場合は肉離れなどの違う症状かもしれませんので、病院に行かれることをお勧めします。
また、痛み止めに使われる成分には筋肉痛の回復を阻害してしまう成分が入っていることがあるので、痛み止めを使うことはあまりおすすめできません。
ロキソニンなどは、血流を悪くする作用がありますので、超回復に対しては悪影響が考えられます。
痛み止めではなく、筋肉痛を早く治すケアをされて早く痛みから解放されることに力を注がれるのが良いと思いますよ。
強い痛みで我慢できないので有れば、医療機関に行って診断していただき、薬を処方してもらうなど、医師の判断を仰ぐようにしましょう。
まとめ
筋肉痛に対して早く治すためにどんな塗り薬・飲み薬があってどう使ったらよいのかという事をお伝えしてきました。
まとめると以下になります。
- 塗り薬:筋肉痛の時は鎮痛消炎効果のあるもの、治りかけは血行促進
- 飲み薬:サプリとしてビタミンB群が入っているものがおすすめ
- 痛み止め:極力使わないほうが良い
筋肉痛が常に続いていて、スポーツなどのパフォーマンスに影響を出したくないのであれば、上手に塗り薬などを使って乗り切られるのが良いすよ。