豆知識

プロテインの作り置きはNG!外出先に持っていくには工夫を!

プロテインを一気に作って作り置きをすると手間も減って楽ですよね。

自宅以外でも飲むときに作り置きしたプロテインを持ち運ぶことができればどこでも気軽にプロテインを飲めるとも思いますが、実はこの作り置きというのはあまり推奨されていることではありません。

では、作り置きが良くない理由や、外出先でも飲むためにはどうしたらいいのかという点をお伝えしていきます。

プロテインの作り置きはいい?

栄養価が下がる

プロテインを作り置きをすると、プロテインそのものの栄養価が下がってしまいます。

プロテインは水など水分で溶かすとタンパク質の一部の「グルタミン」が変化を始めます。

飲む直前に水などに混ぜて飲む分には問題ないのですが、一度混ぜてプロテインを飲める状態に作り置きしていると、どんどん栄養価が落ちてしまう可能性があります。

そうなると、本来のプロテインを飲む目的がタンパク質の摂取ですがプロテインを飲む直前に作った状態よりかは栄養価が落ちてしまうため、何のために飲んでいるのかわからなくなってしまいます。

雑菌が繁殖する

プロテインを作り置きすると、容器についている雑菌などがプロテインの中で繁殖してしまいます。

シェイカーやコップなどのご自宅にある容器は必ずしも無菌状態であるわけではありません。

少なからず何かしらの菌はついているのですが、それが作り置きすると繁殖して飲んだ時にお腹を壊してしまう可能性があります。

栄養を摂りたいところ、お腹を壊して満足に栄養が吸収できなくなったりトレーニングできなくなると意味がないので、作り置きはメーカーからも推奨されていません。

味が変わる

プロテインを作り置きすると酸化したりして、風味が損なわれてしまいます。

つまり、味が変わってしまうという事です。

味が変わると、お世辞にもおいしいとは言いづらいプロテインですがさらに不味くなってしまいます。

そうなると、飲みやすいどころではなく飲むのが嫌になってしまうかもしれませんね

実際、作り置きではなく粉末状態のプロテインを長期間保管していて飲んだことがあるのですが、粉末でも保存状態が悪いと劣化して味や食感が悪く、めっちゃまずかったです・・・

まずいと飲みたくもなくなりますので、作り置きはせず飲む直前に作るという事を心がけられると良いですね。

プロテインを作り置き:栄養が下がり、雑菌が繁殖し、味も落ちる

プロテインを作り置きして持ち歩くのももちろんNG?

学校や会社に持っていき、水筒などで分からないように飲みたいという方もいらっしゃることかと思います。

ただ、作って持っていくという行為も作り置きしていることと何ら変わりはありません。

水筒に入れて持ち歩くのもNG

水筒に入れて会社や学校に持っていって飲めば、周りからも何を飲んでいるのかわからないし、わざわざシェイクする必要もないため、いいのでは?と思いますよね。

ただ、先ほどお伝えしたように栄養価が下がって雑菌が繁殖し味も落ちてしまうため、水筒で持ち運ぶのもやめておいた方が良いです。

雑菌は10℃から繁殖しやすい温度になります。

一番繁殖しやすいのが20℃~40℃で繁殖を抑えるためには5℃以下にしなくてはなりません。

キンキンに冷えた状態を保つことが必要ですので、水筒に氷を入れてプロテインを持ち運ぶと可能かもしれませんが、栄養価が下がるという点もありますので、やはりやめておいた方がよいでしょう。

少し残念ではありますが、デメリットのほうが多いため持ち運びではなく飲むときに作るようにする方がよいですね。

牛乳だと特にヤバそう

作って持ち運ぶ飲み物が例えば牛乳で作って持ち運ぶという事もかなりリスキーです。

牛乳は冷蔵庫の外にだしていたらすぐに痛んで悪くなってしまいますよね。

保温できる水筒であっても、雑菌が繁殖しづらい5℃以下に保つことは現実的に難しいのではないかと思います。

水もしかりですが、牛乳で作ったプロテインを持ち運ぶのはかなり危険ですので、やめておいた方が良いですよ。

外出先でプロテインを飲むためには?

では、外出先でもプロテインを飲むためにはどうしたらよいでしょうか?

当然、ジムに行って筋トレ後にプロテインを飲むときにも外出先で飲むことには変わりないので、どのようにすればよいかをお伝えしていきます。

シェイカーに粉末を入れて持ち歩く

オーソドックスではありますが、プロテインのシェイカーに粉末のプロテインを入れて持ち運び、飲むときに水などを入れて作って飲むという方法です。

ジムなどでは一般的に見かけますね、粉だけ入っているシェイカーをもってきて、筋トレが終わったら即飲んでいる方が非常に多いです。

普段のジムやスポーツをされている方であれば、スポーツが終わった後に同じようにして飲まれている方は非常に多いため、この方法で持ち運んで飲まれるとよいですよ。

私もジムに筋トレをしに行くときにはシェイカーに粉末状のプロテインを入れて筋トレ終了後に作って飲んでいます。

水筒に粉末を入れシェイカー代わりに

日中の間食や勉強、仕事の合間にプロテインを飲みたいという方もいらっしゃると思います。

ただ、学校ならまだいいですが、職場でシェイカーをシャカシャカするのも少し気が引けるという方ももちろんいらっしゃいます。

私もやれといわれたら少し戸惑います。。。

なので、シェイカーではなく水筒に粉末状のプロテインを入れて持っていき飲まれるときに水を入れて揺らす程度にシェイクして飲むという方法をとるとよいですよ。

水筒だと、中身がわかりませんし、今のプロテインは水に非常に溶けやすくなっていますので、激しくシェイクしなくても十分飲めます。

ただ問題は、水筒にどうやって水を入れるか?という事です。

オフィスに給湯室があるところでしたら水筒を給湯室まで持っていき、水を入れることもできますね。

少し工夫は必要ですが、学校や職場でもあまり周りにわからないようにして飲むこともできますので、お試しください。

まとめ

プロテインを作り置きすることについてお伝えしてきました。

作っておいて置いたり、外出先に持っていくのはメーカーからも作り置きが推奨されていないため、やめておいた方がよいでしょう。

どのようにかして外出先では飲む直前に作れるように工夫することですね。

プロテインの作り置き
  • 栄養価が下がる・雑菌が増える・味が落ちる
  • 水筒に入れての持ち運びなどはやめた方が良い
  • 外出先で飲みたいときはシェイカーや水筒に粉末のプロテインを入れ、飲む直前に作る

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